腕章を劣化させない保存方法と生地選び

腕章の保存方法見出し画像

腕章をご注文いただく中で頻繁にお問合せいただくのが劣化に関係するご質問です。「どの生地がいいの?」「劣化しない生地は?」や「どうすれば長持ちするの?」といったご質問です。弊社としては早く劣化して追加のご注文をいただくのが一番ありがたいのですが・・・(笑。。
しかし、せっかくご購入いただいたもしくはご購入いただく商品ですので長くご愛用いただくために長持ちさせる為の保存方法や生地選び、加工方法などをご紹介させていただきます。

腕章の生地、素材選びについて・・・

腕章は身分を証明する為の大事なアイテムです。工事現場ではその担当や身分の証明や明確化、名札とは違った見易さで明確にする役割がありますが、その使う場所やシチュエーション、雰囲気など見た目も重要になってきます。しかし、材料によっては劣化しやすいものがあり長くお使いいただくには向かない素材がございます。代表するのが単価の安いビニール製の腕章です。こちらの腕章は価格が安く短期のご使用にはよいのですが長くお使いいただいているとヒビや割れが生じ見た目が悪くなってきます。屋外での使用や雨風にさらされる場所には向いているのですが寿命が短いのが欠点です。そこでお勧めなのが亀裂に強いビニールレザー製の素材です。表面はビニールで防水効果がよく、裏には布が一体化されており亀裂に強い素材になっております。冬にビニールが硬くなり割れたりする欠点をビニールレザー製の生地は克服しております。

ビニール素材とは逆に見た目の豪華さから式典などで使われるのがフェルト製の腕章です。こちらの腕章は単価は高いものの見た目の豪華さと強度、柔軟性といった面で非常に評価をいただいております。屋外で使用する場合はビニールカバーをオプションで追加できますがこの透明のビニールカバーが劣化しますので注意が必要です。

保存方法と扱い方

腕章の劣化は特にビニール系の素材に多く見られます。しかし、ビニールで作成した腕章でも構造や厚み、種類によって劣化具合が変わってきます。1枚で作成するビニール腕章よりも二枚合わせで作成するもの、そしてビニールレザーのようなビニールの裏面に布生地を張り合わせたような特徴的な素材もございます。ビニール系の素材すべてにおけることですが、保存や使い方によって寿命が変わってきます。そのポイントは使い終わったら輪の状態から止め具をはずし腕章全体を平らにして保存することです。ビニール系素材の多くは折り曲げたところから亀裂が入る特徴がございます。その折り曲げをしないことで腕章の寿命が大きく変わってきますので保存のときに少し気を使ってほぞんされるとよいでしょう。これはフェルト製木綿製の腕章に透明のビニールカバーをつけて作成した腕章にもいえることですので是非お試しください。